漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
32才 女性 37才 男性
結婚して1年半ですが、周囲の人が不妊治療を受けているので自分も不安になり約1年前から治療を始め、現在はセロフェンの服用をしています。
ホルモンの基礎値はFSH6.38 PRL7.58 LH8.96で多嚢胞卵巣の可能性があるといわれました。主人は精索静脈瘤の指摘を受けています。
冷え性で子供のころからしもやけが出ます。足がむくみやすくだるさを感じます。手荒れが気になりますが冬は悪化して、足のかかともガサガサします。
睡眠時間は7時間ありますがいつも寝起きが悪くすっきりしません。
月経不順は時々ありますが、月経痛がひどく一日目はじっと寝ています。
主人は血の巡りを改善する漢方を飲み始め、下着やパンツも余裕のある緩めのものに変えてサウナや長時間の入浴も控えました。
もともと、ふたりとも辛いものが好物でしたが控えるようにして洋食から和食中心の食事に変えました。
私も血の巡りを良くすることと冷えを改善する漢方薬を服用し、1年弱で妊娠することができました。男の子のようで出産が楽しみです。
精索静脈瘤や多嚢胞性卵巣は多くの場合、気や血の流れが良くないことが原因になります。
とくに最近は男性がぴったりした下着や衣服を身に着けていることが多いので緩めのものを着ていただくことを提案しました。
香辛料の多い食事が増えていますが、食べ過ぎるとからだに熱を持ちやすくなります。その上にサウナなどで温めると精子の質も低下しやすくなり、炎症を起こしやすくなります。
奥さまは子供のころからしもやけや冷え性など血流が良くない状態が続いていたので、お二人で生活習慣を変えていただきながら、血の巡りを改善する漢方薬をのんでいただいて妊娠されました。
TEL:0551-22-6161
住所:山梨県韮崎市若宮1-9-7